2019/12/25

「FORESTARIUM」のUXと体験装置のデザイン



DENTSU DESIGN FIRMは、「MATERIAL DESIGN EXHIBITION 2019」において、「FORESTARIUM」のUXと体験装置のデザインを担当しました。
「MATERIAL DESIGN EXHIBITION」は、Material ConneXion Tokyoが2015年から毎年開催している企業とデザイナーが組み、素材や技術の新しい価値を見出す過程を展示する企画展です。

今回は、住友林業株式会社筑波研究所 × DENTSU DESIGN FIRMの堀田峰布子、中川真仁、大崎名美映がデザイナーとして参画し、木の可能性を「STRETCH=引き出す」ことで生まれる新たな価値を創出することを目指しました。

まず、住友林業筑波研究所がこれまで行ってきた数々の「木の効果」の研究の中の、「木のもたらすリラックス効果」に着目。温かみをもたらす手触りや木目、落ち着きをもたらす香りなどのリラックス効果を体感できる「木に包まれる」というUXコンセプトを作成しました。
また、内装にスギ、ヒノキ、オークの天然突板を用いた形状やサイズ、開口部が異なる筒状の体験装置を3つデザインし、その筒の中では視覚だけでなく、触覚、嗅覚、聴覚から得られる木のリラックス効果を感じられる装置をデザインしました。





そして、このような「木の中で、木を感じる。」体験展示を「FORESTARIUM」と名付けました。アクアリウムやプラネタリウムなど、空間を内包する施設と森林を掛け合わせた造語です。

「FORESTARIUM」は、単に展示し体感するだけではなく、時として、住友林業株式会社筑波研究所のリサーチを行う「場」ともなりました。展示会場のUXの設計時に、リサーチの実施やオペレーションを踏まえたことで、「インスタレーション&リサーチ」という新たなカテゴリーが創出できたと考えています。


photo:Kenji Kagawa

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